オリンピックの競技と種目と種別の違いって何?分かりやすく解説!

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オリンピックといえば、陸上や水泳といったものが見ていて面白いスポーツですよね。
各国の選手たちが、この日のために数年間練習してきているのですから、物によってはデッドヒートが繰り広げられたりとハラハラする場面もあります。

ところで、オリンピックでよく耳にする「競技」や「種目」の違いって、知っていますか?
僕も普段はテキトーに聞き流しているのですが、やっぱり違いはあるに決まっている……と思ったので、いろいろ調べてみました。

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オリンピックの競技と種目と種別の違いって?

そもそも、オリンピックの競技と種目って何なのでしょうか?
スポーツをやらない人にとっては、まずこの辺りからチンプンカンプンになってしまいますよ。
というか僕がそうなんですけど(´・ω・`)
時にはこの中に種別が入ってみたり、一体どうしてこんな分け方をしているのか……と疑問に思いますよね。
そこで、まずはオリンピックの競技と種目と種別の違いについて見てみましょう。

競技

オリンピックで競技と認定されているものには、「オリンピック憲章」と呼ばれる国際オリンピック委員会(IOC)によって決められた根本原則や規則が細かく書かれたものに準拠して定められています。
約100ページに渡るファイルの中に、サラッと書いてありますね。

特定のオリンピック競技大会でのすべての競技を含む競技のプログラムで、 IOC の承
認する IF が統括する競技の中から総会が決定したもの (「競技プログラム」)
引用元:オリンピック憲章2015

国際競技連盟が統轄すると定めたものに対してのみ、競技と認定されているということでしたが
ぶっちゃけ全部読んでいてもアレなので、細かいことを抜きにして大まかについて書くと……

一つの大きなスポーツで争う分野

というものです。
一つのスポーツに対して一つの国際競技連盟が顧問のようにつくことで、一つの競技として成り立つということなんですね~
ちなみに今回のリオ五輪での競技数は、全部で28競技。
サッカーのFIFAなんかは、オリンピック以外でも聞くのでわりと有名ですよね。

競技名国際競技連盟
陸上国際陸上競技連盟(IAAF)
ボート国際ボート連盟(FISA)
バドミントン世界バドミントン連盟(BWF)
バスケットボール国際バスケットボール連盟 (FIBA)
ボクシング 国際ボクシング協会 (AIBA)
カヌー国際カヌー連盟 (ICF)
自転車国際自転車競技連合 (UCI)
馬術国際馬術連盟 (FEI)
フェンシング国際フェンシング連盟 (FIE)
サッカー国際サッカー連盟(FIFA)
ゴルフ国際ゴルフ連盟 (IGF)
体操国際体操連盟 (FIG)
ウェイトリフティング国際ウエイトリフティング連盟 (IWF)
ハンドボール国際ハンドボール連盟 (IHF)
ホッケー国際ホッケー連盟 (FIH)
柔道国際柔道連盟 (IJF)
レスリング世界レスリング連合 (UWW)
水泳国際水泳連盟(FINA)
近代五種国際近代五種連合 (UIPM)
ラグビーワールドラグビー (WR)
テコンドー世界テコンドー連盟 (WTF)
テニス国際テニス連盟(ITF)
卓球国際卓球連盟 (ITTF)
射撃国際射撃スポーツ連盟 (ISSF)
アーチェリー世界アーチェリー連盟 (WA)
トライアスロン国際トライアスロン連合 (ITU)
セーリング国際セーリング連盟 (ISAF)
バレーボール 国際バレーボール連盟 (FIVB)

また、正式種目と公開競技の違いについても、疑問に思うことがあると思います。
テレビなんかで「野球がオリンピックの正式種目に?」と言われ続けて早ウン年……
こちらについてもサラッと見てみると、

    • 正式競技

今年の大会以前から実施されており、今回も実施されるもの。
(一般的に世界的に普及しており、競技人口が多い傾向がある)

    • 公開競技

実験的に実施して、評判がよければ翌大会で正式種目にするか否かを判断されるもの。
(一般的に各国に偏りがあるなどの理由で普及途上であり、競技人口が限られていたりする傾向がある)

というものになっています。

種別

次は種別について。
これは競技の一部門であり、一つもしくはいくつかの種類別からなるものというように定義されています。
基本的には一競技一種別なのですが、物によっては3つも4つのあったりする競技もあります。
例を挙げると、一番多い種別数を誇る水泳と自転車。
水泳であれば「競泳」「水球」「シンクロナイズドスイミング」「飛び込み」、自転車であれば「BMX」「マウンテンバイク」「ロードレース」「トラック」といったように分けられるものを指すということですね。
陸上なんかも結構種類があるんじゃないか?というイメージがありますが、これは全て種目に分類されます。
なぜなら、これらはメダル獲得の対象ではないからです。
種別というのは競技の種類を分けたもの自体を指す言葉なので、以下に書いている種目のように「メダル授与を目的とした分類方法ではない」のです。
ですから、ただの分類として使われているものなんです。

でも最近では、競技と種別をごっちゃにして使っているメディアなどもあってあんまり意味のないものになってきています。

競技名種別名
水泳競泳
水球
シンクロナイズドスイミング
飛び込み
体操体操
新体操
トランポリン
バレーボールバレーボール
ビーチバレー
レスリンググレコローマン
フリースタイル
テコンドー
馬術馬場馬術
障害馬術
総合馬術

種目

次は種目について。
これは競技種別の中で行われるもので、結果的にメダル授与の対象となるものに対して付けられるものです。
具体的には、水泳の競泳であれば「男子100m背泳ぎ」「男子400m個人メドレー」という感じですね。
一番細かく設定されているのが種目で、これについて選手が練習をしてメダルを目指しています。
ちなみにリオ五輪での種目数は306種目!
男女で分けられているものがほとんどですが、陸上や体操・水泳などは技の魅せ方が違う競技もあって種目別にカウントされています。
さらに、柔道やレスリングなどであれば階級によって複数に分かれているので、それも込めるとチリツモ感覚で多くなっていますね。

競技名種目数
陸上47
水泳46
サッカー2
テニス5
ボート14
ホッケー2
ボクシング13
バレー4
体操18
バスケ2
レスリング18
セーリング10
ウェイトリフティング15
ハンドボール2
自転車18
卓球4
馬術6
フェンシング16
柔道14
バドミントン5
射撃15
近代五種2
ラグビー2
カヌー16
アーチェリー4
トライアスロン2
ゴルフ2
テコンドー8

まとめ

オリンピックの競技と種目と種別の違いについて見てみました。
簡単にまとめると、

  • 競技:一つの大きなスポーツで争う分野
  • 種別:競技の中で分けられる、種類別のもの(競技の種類そのものであり、メダル獲得の対象ではない)
  • 種目:種別で分けたものの中にある、最終的にメダル授与の対象となるもの

といった感じです。
年々増えたり減ったりしているのですが、それもまたオリンピックの流行りみたいなものがあって面白いですよね(´・ω・`)
今年もどんな選手がメダルを獲るのか、楽しみですね!

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