フェーン現象とは何?わかりやすく仕組みや原理・起こる条件を解説!

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東京を中心とする関東では、2016年の時点で38℃を記録する猛暑日となっていますね。
日本は大丈夫なのか(´・ω・`)
このままいくと、そのうち都内で40度を超える気温に到達することも簡単に予想できそうですよね……

ところで、今回の気温上昇には「フェーン現象」というものが関わってきているみたいですね。
これってどういった原理なのでしょうか?
分かりやすく解説していこうと思います!

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フェーン現象とは?

フェーン現象とは、台風によって風が吹き付け、その影響で山越えの暖かい空気が流れ込む現象のことをいいます。
でも、文字で表しても何のことだかさっぱり分からない(´・ω・`)
ということで、下の図を見てみましょう。

フェーン現象

山をはさんだ右側と左側で、気温が全く違いますよね。
図の中では、風は右から左へと吹いています。
この時、風が山にぶつかると山の斜面を沿って登っていきます。
そこから山を登り切って、山を下りにいきます。
この一連の流れの中で、一定の水分がぬけることで気温に違いが出てきてしまうのが、フェーン現象と言われているものです。
風が行き着く場所である風下が、異常に乾燥して熱くなっていたり……というのはこれが原因なんですね~

よく、日本の冬は「日本海側の県では雪が積もりまくるのに、太平洋側の県はそんなに積もらない……」ということを聞きますよね。
僕の場合は東北に住んでいるので、その気持ちが非常によくわかります(´・ω・`)
上昇気流が起こると雲ができる……ということは小学校で習ったと思いますが、これが山があることによってムリヤリ発生します。

上昇気流

雲の正体は小さな水の粒です。
空気の中の水蒸気が冷えて、白いかたまりとなったものですね。
周りの空気や水の粒を巻き込んで上昇することで上空に雲ができ、それとともに熱が一緒になって山登りしていく……というイメージだと分かりやすいかもしれません。

熱と水分は山の頂上付近で別れ、水分だけが雲⇒雨となってぬけることで熱だけが風に取り残される、という状態になります。
もうちょっと簡単に言うと、「山を超える前の風はジメジメしているけど、山を超えた風はカラッとしている」ということですね。
その熱だけが山を下っていくことで、風下の気温が上昇するというワケなんです。
これが、フェーン現象の原理ということでした。

フェーン現象がある季節や時期は?

おおまかな流れをつかんだところで、ここではちょっと進んでフェーン現象が起こりやすい時期について見ていきましょう。
フェーン現象は、5月ごろ~9月ごろにかけての北陸地方(新潟県、富山県、石川県、福井県)でよく見られます。
全国的に南風が強い時期に、北アルプスなどの高い山に南風がぶつかることで太平洋側(東海地方など)の気温よりも、日本海側(北陸地方など)の気温がずっと高くなります。

日本地図

ですので、北陸の新潟なんかだと5月に30℃を超すといった真夏日を観測することもあるということです(゚A゚;)
僕ならそんな早い時期から高温に悩まされるなんてムリだなぁ……

あとは、台風が起こった後にもフェーン現象が発生しやすいですね。
台風は四国や九州・沖縄にすすむと竜巻が起こったり、日本海にすすんだ時にはフェーン現象が発生して空気が乾燥するため、火災が発生した場合には被害が広がりやすいなどといった危険があります。
だからニュースではいつも話題になっているんですね~……
今まで「吹き荒れる雨と風は危ないよ!」ということだけが理由だと思っていましたヽ(・ω・)/ズコー

まとめ

フェーン現象について、原理や起こる季節などについて見ていきました。
最後に簡単にまとめると、

  • フェーン現象とは、台風によって風が山に吹き付け、その影響で山越えの暖かい空気が流れ込む現象のこと
  • フェーン現象は、5月ごろ~9月ごろにかけての北陸地方(新潟県、富山県、石川県、福井県)でよく見られる

という感じでした。

夏の時期は台風が多く、コンクリートとビル建物によるヒートアイランド現象も重なって非常に起こりやすい条件が整っていると言ってもいいですね。
気をつけていきたいですけど、自分だけの力じゃどうしようもできないのが悲しい(*_*)
身近なところから意識を変えていく、というのも重要なのかもしれませんね。

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